mlrVドキュメント日本語訳

 
動作環境
・Max/MSP (or Max/MSP Runtime) 5.0.6以降
・PICnomeSerial v1.3.3以降
 
セットアップ
Mac OS Xユーザー
ダウンロードして展開したフォルダの中に「xsample(osx)」というフォルダが
あります。このフォルダの中にある「xsample.mxo」を
「/Applications/Max5/Cycling '74/msp-externals」フォルダ内にコピーし、
「xsample-objectmappings.txt」を「/Applications/Max5/Cycling '74/init」
フォルダにコピーしてください。
 
Windowsユーザー
ダウンロードして展開したフォルダの中に「xsample(win)」というフォルダが
あります。このフォルダの中にある「xsample.mxe」を
「C:\Program Files\Max5\Cycling '74\msp-externals」フォルダにコピーし、
「xsample-objectmappings.txt」を「C:\Program Files\Max5\Cycling '74\init」
フォルダにコピーして下さい。
 
Maxプログラマー
もし、あなたがMaxプログラマーであるなら、「xsample(osx) or (win)」フォル
ダ内にある、「xsample.help」を「/Applications/Max5/Cycling '74/msp-help」か、
「C:\Program Files\Max5\Cycling '74\msp-help」にコピーして下さい。
 
クイックスタート
1.PICnomeSerialを立ち上げ、「Open」ボタンをクリックします。
2.「_mlrV.maxpat」を立ち上げ、「/mlr」ボタンをクリックします。
3.画面右下のオプション欄にあるサウンドカードを環境に合わせて設定します。
4.「dac」ボタンをクリックし、右隣にあるCPUメーターが動き出すのを
  確認して下さい。
 
Japanese Document for mlrV
 
5.画面右上の「drop」ボックスに音源ファイルをドラッグ&ドロップして
  下さい。
 
Japanese Document for mlrV
 
6.5で読み込んだ音源を各チャンネルのドロップダウンメニューから選択して
  下さい(「input_X」と表示されている項目をクリックすると音源がリスト
  形式で表示されます)。
 
Japanese Document for mlrV
 
7.2行目以下が6で設定したチャンネルに対応しています。PICnomeの2列目
  以下のパッドを適当に押して見て下さい。音源がトリガーされ再生され
  ます。
 
イントロダクション

 
mlrVのVはVisualのV。
mlrVのVはMax/MSP 5のV。
 
mlrVは従来のmlrを拡張するアプリケーションです。サンプル/スライサーや
複数の演奏モード、そして高品質なディレイ・エフェクトを組み込むことで
mlrVは単なる視認性に優れた大きなインターフェースのmlrというだけでなく
楽曲制作にも利用することが可能です。
さらに、mlrのGUIをAbleton Liveの使いやすさを参考にデザインし直し、mlr
で使用する音源のセットアップのためにLiveを使うこと自体も減らせるよう
に設計されています。
 
主な特徴
1.ループの拍子がきちんと揃っているか確認するためのヴィジュアル・
  レスポンスのあるクリックとドラッグ
2.ボタンとアナログ入力を巧みに使ったフィードバックとフィルター
  の統合的なディレイ
3.フルスクリーンのインターフェース
4.プログラム間の同期を容易にするための堅実なタイミング
5.クリックノイズやかつタイトなパーソナル・ミックスを容易に編集できる
  クォンタイズとマイクロフェーダー機能。
 
コンセプトと構造

 
グループ > チャンネル > サンプル
mlrVにおいて、サンプルとはオーディオファイルを意味します。サンプルは
チャンネルに割り当てられ、GUI上の水平の縞模様の一つと、PICnomeの
1行に対応しています。
 
チャンネルは常にグループに属しています。ひとつのグルー分はそれを割り
当てられたいくつかのチャンネルを所有することが出来ます。グループは
正しくは「チャンネルのグループ」と呼べるでしょう。
 
同じグループに属しているチャンネルは、それらが再生され始めたとき、
相互に別のチャンネルをスライスします。このアレンジは、別のソフトでは
「チョーク・グループ」や「ミュート・グループ」と呼ばれています。
 
セット > プリセット
プリセットは多くのチャンネル(サンプルの割り当て、チャンネルの設定、
テンポ)の集合体です。セットは多くのプリセットを含んでいます。基本的
に、mlrVの中に以前に準備されたセットを読み込むことによってパフォー
マンスに備えることができるでしょう。
 
ファイルハンドラー

 
オーディオファイルを再生する前に、mlrVにそれらを読み込ませる必要が
あります。mlrVにサンプルを読み込むため、ファイルブラウザーからmlrV
画面右上の「drop」と書かれたボックスにドラッグ&ドロップします。
このボックスの中に読み込んだ全てのファイルのリストが表示され、「loaded」
と表示されている隣に、読み込んだファイル数の合計が表示されます。もし
1度に表示しきれないくらいの数のファイルを読み込んだ場合には「up」、
「down」ボタンを使って上下にスクロールして確認することが出来ます。
 
チャンネル

 
チャンネルはサンプルの「演奏者」です。サンプルがどのように演奏されるかを
決めるのがチャンネルセッティングです。各チャンネルで以下のコントロールが
可能です。
 
Japanese Document for mlrV
 
Select All
波形ループセレクターで全てのサンプルを選択するにはこのボタンを押して
下さい。
 
File
読み込まれたサンプルを選ぶためドロップダウンメニューからファイル名を
クリックして下さい。
 
Steps
この設定はサンプルがいくつの節で構成されており、取り扱われるべきかを
決めます。ステップ数を変更することはあなたのPICnomeのボタンとの関係
サンプルが割り当てられる位置を変えることになります。
 
デフォルトの分割数は16です。たいていの場合、8か16が適当でしょう。
もし、それ以外の分割数でサンプルを操作したいのであれば、この設定を使
って調整する必要があるかもしれません。
 
※もし、mlrVがあなたのPICnomeが扱えない列のLEDを点灯させようとした
なら、列番号は代わりに表示可能な場所に置換されます。たとえば、もし
あなたのPICnome64で、9列目を点灯させようとしたなら、代わりに1列目を
点灯させるでしょう。8×8のコントローラーでループが16ステップに設定され
ているときに、8番目の点灯の後、LEDだけ最初のボタンに戻るという事です。
 
Octave
スピードをシフトし、ピッチの上げ下げをします。
 
Reverse
サンプルを逆再生します。
 
Speed
現在の再生速度を示し、1がオリジナルの速度です。任意のスピードでループ
を強制的に演奏し、テンポをクリックとドラッグで調整できます。
 
Transpose
サンプルのピッチを半音によって調整でき、0がシフトされていない状態です。
 
Play mode
4種類のプレイモードがサンプルのために用意されています。
 
1.ループ:従来のmlrが持つループ再生スタイルです。サンプルは波形の末尾
      に到達すると、先頭に戻り、繰り返されます。
2.ショット:サンプルは選択されたスライス部分から再生を始め、波形の
       末尾に到達すると再生が終了します。
3.スライス:このモードはコントローラーのボタンを押している間だけ、
       ループ再生を続けます。
       ※ボタンを放すことと、グループストップボタンを押すことは
        同じ意味になります。
 
Group
オーディオが送られるグループ(1 – 4)を選択します。1度に再生できるのは、
グループ内の一つのサンプルだけです。故に、同じグループにセットされた
サンプルが再生されると他のサンプルの再生はキャンセルされます。
 
Waveform – Realtime Sample Slicer
各チャンネルの下に表示されている波形が現在読み込まれているサンプルです。
白とライトグレーのグリッドはループのスライス部分を示すものです(スライス
数によって分割されています)。赤の再生マーカーは現在再生されているスライ
スを示します。サンプルのループポイントを変更するには波形上でドラッグ&
ドロップします(shiftキーを押しながらクリックしても調整できます)。
 
代わりのループモードはオプションの「mlr」タブで選択することによって、
使うことが出来ます。ループモードで、垂直方向にドラッグすることはループ
の長さを調整します。水平にドラッグすることはループ範囲を動かすことに
なります。このモードはlive manipulationに特に似ています。スライスモード
は準備と制作での使用を意図しています。
 
 
プリセット

 
Japanese Document for mlrV
 
セットは多くのプリセットを含みます。プリセットは、サンプルの割り当て、
チャンネルの設定、テンポの情報を持っています。プリセット設定エリアは
テンポセクションの上にあります。
 
プリセット番号とプリセット名は現在選択されているプリセットを示します。
「< / >」は、保存されたプリセットを切り替えます。
 
※mlr2のプリセットはmlrVではロードできません。
 
プリセットの保存
1.自分好みに全てのチャンネルの設定を整える
2.名前を入力し、エンターキーを押して、バッファーに保存する。
 
next tempo:プリセットのために以前に設定されたテンポです。
「next tempo」という名前のついているボックスの数値
をクリックし、数値を入力します。この数値を保存する
ためには再び「store」ボタンを押します。「set」ボタン
を押すと、mlrVのテンポを「next tempo」の値に即座に
変更します。
PICnomeから「next tempo」を制御することも出来ます。
PICnomeのコントロール行の後ろから2番目のボタン(プ
リセットボタン)をダブルクリックし、LEDを点灯させま
す。mlrVは最初のボタンを押すと「next tempo」を更新
します。もしあなたが「next tempo」を用意し、解除し
たいなら、単に再度タップしてください。
 
セットの保存
次回、mlrVを開くときのために、現在のセットを保存するため、ファイ
ルにプリセットを書き込む必要があります。プリセットが保存された後
「save」を押して下さい。セットを保存する場所と、名前を聞かれる
でしょう。それらを行った後、2つのファイルが生成されます。1つは
あなたが創ったファイル、もう一つは「_first」というサフィックスが
付いたファイルです。
 
「load」を押し、自分のセットを読み込みたいとき、保存した「_first」
の付いていないファイルを選んで下さい。もしセットを編集し、古い
セットに新しく上書き保存したい場合には、「resave」ボタンを押し
てセットを更新して下さい。
 
 
グループ・フェーダー

 
各チャンネルの設定の下に5つのフェーダーがあります。左から4つは
mlrVのサンプルが割り当てられている4つのグループに対応しています。
それぞれ2つのボリュームフェーダーが含まれています。
 
1.太いグレーのスライダーはグループの音量を調整します。グループ
  番号の下にdB値を読み取ることが出来ます。
2.細い青色のスライダーはディレイ・エフェクトのセンド・ボリュー
  ムです。
 
このディレイ・センドのソースはグレーのスライダーで調整された後の
グループのシグナルです。言い換えると、青いスライダーの位置を固定
していると、ディレイ・エフェクトに送られるシグナルはグレーのス
ライダーによって調整されます。
 
ディレイは指定の部分にだけ加えることが出来ます。各グループのスラ
イダー下にある「mute」ボタンはグループの無音にします。もし、あな
たのPICnomeが傾き検知できるなら、6番目のボタン(プリセットボタン)
を押しながら、グループボタンを押すと、前後の傾きによって音量を
調整することも可能です。
 
 
ディレイ・フェーダー

 
ディレイ・フェーダーはグループ・フェーダー毎に操作します。フェーダー
下にある「delay」ボックスはディレイ・センドが有効で、オーディオを
送信しているかどうかを示しています。ディレイの送り先はボリューム・
スライダーにあるドロップダウンメニューを設定する事で他のチャンネルに
することもできます。PICnomeでディレイ・センドに割り当てられたボタ
ンは動作をトリガーしたり、一時的なスイッチにすることもできます。
 
 
オーディオ・ルーティング

 
全てのオーディオチャンネルは送り先を設定出来ます。「master」
ボックスをクリックし、ドロップダウンメニューを表示させると、
利用可能な送り先を確認することが出来ます。これらの送り先は
マスターとお使いのサウンドカードのステレオ出力のペアになっ
ており、自動で使用可能なものが表示されます。全てのグループ
が初期状態でマスターにオーディオをマスター・フェーダーと
インサートを経由して送られます。これらのオプションは個々の
ハードウェアの出力に個々のチャンネルから出力することが可能
で、soundlowerやrewire経由で出力をチャンネルから回すことが
出来ます。
 
 
インプット・レコーダー

 
ボリューム・フェーダーはグループ・フェーダー毎に機能します。
「Thru」はサウンドカードやマイク入力から選択された出力へ、
スイッチすることが出来ます。左上の数値がビートループの長さ
です。
 
「Loop」はループレコーディングを有効にします。もしあなたが
押されたボタンのパターンを記録し、バッファーにオーディオを
記録し続けるなら役に立ちます。
 
「Overdub」は現在の入力音源をリサンプルトラックに加えます。
 
入力ソースは入力を選択するためのドロップダウンメニューに
あります。
 
チャンネル番号はあなたの望む入力チャンネルの選択できます。
 
 
ディレイ

 
時間

 
コントロール行

 
オプション

 
 
 
Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes