Firmware 0.6 & PICnomeSerial 0.8 Release

PICnomeファームウェアのバージョン0.6とPICnomeSerialのバージョン0.8を
リリースします。
 
・PICnome
 ファームウェア:PICnome-Firmware-0.6.tar.bz2
・PICnomeSerial
 アプリケーション:PICnomeSerial-0.8.dmg
 ソースコード:PICnomeSerial-src-0.8.tar.bz2
 
PICnomeファームウェアのバージョン0.3をリリースした時点で、monome 40hの
コードをPIC用に移植する作業はほぼ完了しました。バージョン0.4以降、PICの
特徴を生かせるよう、ファームウェアのPICへの最適化を行ってきました。
0.4ではA/D変換の機能を、0.5ではボタン制御のブラッシュアップを行いました。
 
次に私が注目したのは、PICnomeとPICnomeSerialとの間のデータ送受信部分
です。
 
monomeユーザーの皆さんは、ご存じだと思いますが、monomeはOpen Sound
Controlというプロトコルを採用しています。OSCは非常に柔軟性のある優れた
通信プロトコルです。
一方で、monomeはmonomeserialと通信を行う際に、2バイトのデータで処理を
行っています。PICnomeもPICnomeSerialとは、2バイトのデータでやりとりを
行ってきました。
 
しかし、この方法ではOSCの性能を生かす事ができず、OSCをMIDIでキャスト
してしまっているようなものです。
 
バージョン0.6は、この部分にメスを入れました。まず、2バイトでのデータの
送受信を止め、PICnomeとPICnomeSerialの間も、OSCプロトコルで通信を
行います。そして、PIC内部でOSCメッセージの解釈を行うようにしました。
現時点で、この改良の恩恵を最も受けるのは、adcメッセージです。なぜなら、
PICnomeから直接、浮動小数点の値をPICnomeSerialへ送信する事が可能に
なるからです。また、新たなOSCメッセージを追加したり、拡張する場合にも、
これまでよりも容易に実装する事が出来ます。
 
PICnomeはこれからも進化を続けます。お楽しみに。

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