Chalkboard Electronicsのタッチスクリーンの輝度を強制的に最大値にする

安さに飛びついたChalkboard Electronicsのタッチスクリーンですが、
LCDバックライトの調整がデフォだと外光による自動制御になって
います。
 
このブログの記事を見れば分かると思いますが、これが見事に微妙で
センサーに直接ライトを照射してようやく輝度が最大値に。通常の
室内の明るさだと暗すぎて映り込みの自分の顔の方がよく見える始末。
試してみると、iPhone 5sのライトにくっつけたら確かに明るくなりました。
 
で、みんな同じ事考えます。
 
「強制的に最大輝度にしたいんだけど?」
 
っていうブログへのコメントがありました。
全くその通り。方法は、HDMI to LVDS converterのページにあるLVDS
pinoutのPDFのCFG1とCFG2をショートさせると最大輝度になります。
 
分かりやすく言うと、CON3と書かれた2列L字のピンヘッダーの3番、
4番ピンをショートするってことです。実際に試したら、問題無く
バックライトが明るくなりました。
 
これでやっと見やすくなりましたっていうお話でした。

Banana Piでタッチスクリーンを使う

Banana Pi用にとChalkboard Electronicsから15.6インチの
タッチスクリーンを購入しました。
 
これがクセモノというか、BPiもクセモノなのでどっちもどっち
で文句は言えないのはさておき、RPiだと繋げばすぐに使えた
んですが、BPiだとそうは行きませんでした。
 
で、結構苦労したので備忘録メモ。
 
まず、HDMIでモニタを繋ぐと1280×720になってしまうので、
先日書いたこの記事を参考にして修正します。
 
モニタとして使えるようになったら、次はタッチスクリーン
として使えるようにします。まず、lsusbが使えるか確認して
使えないようなら、usbutilsをインストールしておきます。
 
そして、ドライバをここから入手しましょう。基本的には
ダウンロードしたZIPの中に入っているPDFに沿ってカーネル
の再構築とドライバのインストールを行っていきます。
BPiでのカーネル再構築の流れは、この記事を参考にして
下さい。
 
PDFがちょっと分かりにくいですが、とりあえず、Sec2-1を
やって、Sec6-1-2をやって、カーネル再構築。そのあとに、
Sec3-1でドライバのインストールで再起動という流れです。
 
ここまでやれば、ひとまず、1本指でのクリックとドラッグは
可能になります。
 
マルチタッチやジェスチャーが可能かどうかはまた近藤。

Banana Piでのカーネル再構築

Banana Piでカーネルを再構築しなきゃいけなくなったので、
基本的な流れをメモしておきます。
 
いちおう、カーネルの再構築は自己責任で。下記の方法でやったら
・・・っていう文句は言われても知りませーん。
cd ~/
cd Downloads
git clone https://github.com/LeMaker/linux-sunxi --depth 1
cd linux-sunxi
make sun7i-defconfig
make menuconfig
make -j2 uImage modules
sudo make modules_install
sudo mount /dev/mmcblk0p1 ~/boot
sudo mv ~/boot/uImage ~/boot/uImage_original
sudo cp arch/arm/boot/uImage ~/boot/
sudo shutdown -r now
「make menuconfig」で必要なドライバを追加するなりして、そのあとの
「make -j2 uImage modules」でカーネルをコンパイルし直します。Banana
だと約2.5時間くらい。もし、ここのコンパイルが30分くらいで終わって
しまった場合、menuconfigでの設定がおかしいみたいで、modules_install
したあとにarch/arm/boot以下にuImageが生成されていません。
 
あと、元々あるuImageのバックアップは必ずとっておきましょう。万が一
OSが立ち上がらなくなったら、WindowsやMacでSDカードを読み込み、
uImageをバックアップしてあるものに戻せば、問題無いはず。
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