はてさて
だいぶ時間が経ってしまいましたが、渋谷ズンチャカというイベントでポータブルスクラッチのライブをさせて頂きました。
ライブの様子はこんな感じ。
DJ KEN-ONEさんに声を掛けて頂いて、1anさんとの3人でチームを組んでのライブでした。いやー緊張しました。思いっきり、お二人の足を引っ張る感じで自分の未熟さを痛感しました・・・。その辺の話はほげほげということで、、GPD Pocketが現場で使えるマシンか?ということについて書いておくことにしました。
ライブまでの経緯
このライブの話を頂く前に、メルカリにほぼ未使用品のGPD Pocketが出品されているのをゲットしていました。このときは、ちょっとしたコーディングや打ち合わせで活用できそうというくらいで、ポータブルスクラッチでDVSしようとか考えてませんでした。で、さらにGPD Pocketを入手した後、タイミング良く、Twitterで繋がっている方からDenon DS1というSerato DJに対応したコンパクトなUSBオーディオ・インターフェイスを安く譲って頂きました。
そしたら、このライブの話が来るという、誰かに仕組まれているかのような流れでした。
使用機材
ライブでの使用機材は以下になります。
- GPD Pocket(SeratoDJを使用)
- DenonDJ DS1(オーディオI/F ※生産完了品)
- Vestax Handytrax(7インチ用ポータブルレコードプレーヤー ※生産終了品&メーカー倒産)
- SigmaMIX(自作のポータブルDJミキサー)
GPD Pocketと相性抜群DS1
次の写真で分かるように、サイズ感が最高です。基本的には、Serato DJ用に作られたオーディオ・インターフェースですが、素直な出音なので、純粋なリスニング用途も良いと思います。メーカーとしては、もうディスコンらしく、店頭在庫のみっぽいですが・・・。
持ち運び
BUBMのこの収納ポーチがGPD PocketとDS1とその他ケーブル、USBハブをもろもろまとめて持ち運べてオススメです。
使い方
ライブで使用した音源は全てデータで用意し、Serato用のコントロール・ヴァイナルを使いました。今回はSigmaMIXを使っていたこともあり、Seratoで音源にエフェクトを掛けると言うことはせず、エフェクトはSigmaMIXのみです。なので、Seratoでやっていたことは非常にシンプルでコントロール・ヴァイナルでの音源の操作とキーボードショートカットを使ったCueポイントの切り換えだけになります。
感想
上の動画を見て頂ければ、ある程度分かると思いますが、GPD Pocketだからと言って、レイテンシーが大きかったり、音がブチブチということはありませんでした。アプリが途中でフリーズしてしまうということも、練習時含めありませんでした。もちろん、今回はGPD Pocketでやっている処理は非常に少ないですし、Serato Videoとかはキツいと思います(GPD Win2なら?)。
注意点
とは言え、注意した方が良い点もあります。
- バッテリーが切れてしまうと、10%くらい充電されるまでOSが起動しない
- 充電したまま起動すると、コントロール・ヴァイナルで音源再生しているときにブチブチ鳴ることがあった。
1.BIOSは0809版です。Win起動中にバッテリー切れで落ちてしまうと、10%以上充電されないとダメでした(個体差あるかも)。練習中に気づいたのですが、現場で使うときはバッテリー残量には細心の注意を払った方が良いです。現場でこうなると、焦ります・・・。
2.はGPD Pocketがそもそも、充電しながらの使用を推奨していないので、その辺何か関係しているのかも知れません。回避策としては、一旦、充電しない状態で起動してから充電すると起きませんでした(あくまで私の場合)。
まとめ
と言うわけで、ゴリゴリのラップトップでのライブで使えるかどうかは分かりませんが、シンプルなDJプレイだったり、今回のようなパフォーマンスであれば、問題無く使えるよ!荷物軽くなって良いよ!7インチのポータブルのセットに組み込むとカッコいいよ!というお話でした。
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