CTagsメモ

MPLABXやXCodeのエディタがあまり好きでは無いので、コーディングはEmacsで
やって、デバッグやちょっとした修正程度しかIDEを触らないという作業の仕方なん
ですが、IDEの関数やメッソドの定義にジャンプできる機能は便利で魅力的。
 
ファームの開発してると、関数っぽく見えるけど、実際はマクロでレジスタに値を
セットしてるだけと言うことが多く、上手く動かないときに「何てレジスタだろ?」
と調べることも多い。このためだけにIDEを使うのもの煩わしいので、CTagsを使って
見ることにした。
 
以下、CTagsでタグファイルを作るときの手順。忘れないように書いておく。
cd PICrouter.X
find "C:\Program Files (x86)\microchip\xc32\v1.22 -name "*.c" -or -name "*.h" > xc32_v122_list.txt
find ../tkrworks-libs -name "*.c" -or -name "*.h" > tkr_lib_list.txt
find . -name "*.c" -or -name "*.h" > my_list.txt
cat xc32_v122_list.txt tkr_lib_list.txt my_list.txt > all_list.txt
ctags -L all_list.txt
前提として、MicrochipのXC32コンパイラ、v1.22は使ってるコンパイラのバージョン
によって書き換える。タグファイルはプロジェクトの作業フォルダにプロジェクト毎に
作るとして、1行目で作業フォルダに移動。2~4行目でそれぞれのフォルダにある
ヘッダーファイルとソースファイルを全抽出してテキストファイルに出力。5行目で
それを1つのファイルに結合し、それを元にして6行目でタグファイルを生成。
 
あとはこれを、EmacsなりSublime Textなりで使えば良い。動作がもっさりと思う
場合は、2行目のXC32が持ってるファイルを全抽出せず、フォルダ内を確認して
必要なものだけ抽出するようにするといいはず。

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