Light Tableというエディタ

oF本の著者として、この界隈で有名な田所さんがFacebookでリンクを張っていた
Light Tableというエディタが面白そうだったので触ってみた。
 
最初に驚き、感動したのが、見た目、キーマップの設定記述の楽さ。記述の仕方を
調べる必要なんて無く、エディタ上で適当にfontとか、findとか入力すると、それに
関連する候補がズラッとポップアップ表示され、それを選択すると記述が追加されて
いく。これは熱い。
 
実は、Sublime Textに移行したときに、この設定記述を調べたり、トライ&エラー
するのが面倒で、微妙に使いづらい状態で使い続けて結果それがストレスでEmacs
に戻ったという経緯があります。Emacsもそうですが、設定の自由度が高いとどう
しても、設定がGUIではなく、ファイル記述になるので、この記述への慣れ、情報量
が重要。Light Tableはここの敷居を一気に下げたと思います。本当に素晴らしい。
 
Pluginという形でEmacs風のキーバインドも実現可能で、私はコレをベースにしつつ
Dvorak用にキーマップをカスタムしました。EmacsのMark Set、カーソル移動、Copy、
Yankもjsで実現してあり、コードも分かりやすかったです。Shift押しながら、カーソル
移動で範囲選択はダメなんですよね・・・。
 
まず、私自身がエディタを触るときに一番最初に確認するのが、キーバインドの
設定自由度。特に、Emacsと同じように、Ctrl-SpaceでMark Set、カーソル移動で
範囲選択して、Copy&Yankが可能かどうか。Shiftキーを押しながら、カーソル移動
とか体が拒むんです・・・。
 
キーマップの設定に関しては、サイドバーやポップアップなど、エディターと個別に
設定が可能なところも非常にポイント高いです。Light Tableでは、設定さえしまくれば、
キー操作に関するストレスはほぼ無いと思います。
 
で、一通りの設定を終え、「さて、実際に作業してみるか!」と思って、C言語のコード
を開いたところ、「あれ?コードの色づけが・・・」、サイトやフォーラムを見てみると、
HTML、CSS、Javascriptなどは対応してて、Light Tableの特徴でもあるwatchesや、
inline evaluationもバリバリできるようですが、Cへの対応はまだまだみたい。せめて、
コードの色づけだけでもキレイにしてくれたら使えたのに・・・。
 
という感じで、そっと×印を押して、Emacsを開き直したというお話でした。

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